アメドリ4月号 起業人コーナー掲載 www.uskigyou.com

柔らかい語り口からすべての人をやさしくしてしまう包容力を感じます。高橋社長は、「きれいになりたい女性を応援します。」の会社のスローガンに、まさにうってつけの人です。小さい時から美容業を営む環境に育ち、資生堂で働きながら、自費で美容師の免許、カラーリングの資格を取得。会社でも直営美容室の1000名を超えるスタッフ全員の顔と名前をすべて覚えている唯一の社員として一目置かれ、サロン運営、商品開発、マーケティング、イベントプロデュースなどで活躍。退社1年前のNYでのファッションショーの経験を通じ世界で通用する自分になるためには、まだ物足りないと渡米を決意。MBAに通うなど自分を常に高める飽くなき向上心は尊敬に値します。再び元の職場に戻ろうと考えていた際に元の上司や周りの人が起業を進めたのも納得です。日本からNY、そして世界へ今後の活躍が楽しみです。

起業時に苦労したこと :弊社では、メイクアップ講座などのビューティーワークショップの開催、日本やNYの美容室への日米相互の情報提供、スタッフ教育、出店のお手伝い、美容関連商品の販促活動を主に行っています。教育事業は、はじめから順調に推移しました。しかし日本からのNY出店のお手伝いは、始めは随分苦労しました。地理的な問題、企業規模の問題があり、商談に結びつくまでに時間がかかるのです。情報提供するうちに結局出店を諦めるケースもありもどかしく思ったこともありました。今年から営業体制を見直し、東京の青山にオフィスを構えさらにお客様より密接な関係を作りお客様の夢を実現するお手伝いをしていきたいと思います。

起業する人へのアドバイス :
起業をいつかしてみたい人は、たくさんいると思います。
しかし、実際に起業する人がそれほど多くないのは、あまりにも時間を掛けて考えすぎるからだと思います。当然考えれば考えるほど人は、リスクばかりが思いつき基本的にはやらない方向に向かいます。真剣に考えたら後は楽観的に考えてとりあえず前に進むことです。
一歩踏み出して駄目ならやめて元の仕事をやれば良いくらいの気持ちでやればいいのです。
私は、起業したおかげで目標としていた1年で1000人の新たな人脈を作ることが出来ました。この人脈は、今後、将来に渡り自分にずっと残る財産になります。
起業を考えている多くの方に勇気を出して是非一歩でも踏み出して自分を成長の糧にしていただきたいと思います。

お名前:高橋弘一郎 (タカハシ コウイチロウ)President/CEO/Chief Art Director 
経歴:72年福岡市生まれ。美容商品卸、美容業を営む美容一家の中で育つ。96年、九州産業大学商学部卒業。(株)資生堂入社。資生堂美容室(株)営業企画部所属。サロンマーケティングに従事。98年、(株)ジェニック入社。(現資生堂プロフェッショナル株式会社。)マーケティング部所属、美容室専門商品開発、教育活動、イベントプロデュース活動に従事。00年資生堂美容学校通信科卒業。美容師免許取得。04年、退社後、渡米。ニューヨーク工科大学MBA入学。06年、Beauty Comm,Inc設立。現在に至る。         

設立年度: 2006年    
設立時の年齢:34歳 
会社の形態:C-Corp
業種:美容関連マーケティング/コンサルティング/教育事業
設立州:ニューヨーク
起業時の準備金:5万ドル
会社名:  Beauty Comm、Inc.    
URL :  www.BeautyComm.net    
資本金 : 10万ドル
従業員数 : 3名   

BeautyComm.インタビュー第3回は、アッパーイーストサイドにある『Tomoko Shima hair Salon』
のオーナー兼ヘアスタイリストのTomoko Shimaさんにお話を伺いました。

tomoko-picture.jpg

www.tomokoshima.com
171 E 92nd St. New York, NY 10128
(Bet. Lexington Ave. & 3rd Ave.)
212-722-8828

「NYに来たきっかけをおしえてください。」
もともとモード学園のメイク課に通っていました。ある日、偶然本屋でメークアップアーティストのケビン・オークインの本を見つけて彼に魅了されてしまいました。彼がNYで活躍していると知り、自分もNYに行ってみたいと思ったのが最初です。それが19歳のときですね。その後、夏休みに3週間だけNYに語学留学しました。その時に今度来るときは仕事として戻ってこようと決めました。メイク課を卒業したあと、美容室で働きながら通信で美容学校に通いました。幸運にも、働いていた美容室でNYへ転勤の話があり、ぜひいかせてほしいと申し出て2000年にNYに渡りました。その後ビザの関係で1年間日本に戻ったりもしましたが、2002年にまたNYに戻って来ました。

「自分のお店をオープンされたきっかけをおしえてください。」
NYに来てからは漠然と自分のお店ができたらいいなぁとは思っていましたが、ぜんぜん具体的ではなかったんですよ。お店を出してみたいという話を友人にすると、みんなに後押しされ決意しましたね。最初は軽く言っていただけなんですけどね。でもやると決めてからは早かったです。オープンにあたっては友人に支えられました。ビジネスに関する知識がぜんぜんなかったので勉強もしました。

「なぜアッパーイーストというエリアを選んだのですか?」
エリアリサーチはがんばってやりましたよ。その中でも、まずなんといってもアッパーイーストの落ち着いた雰囲気が気に入りました。それから、たまたま私のお客さんの中にもアッパーイーストに住んでいる人が多かったんです。それに日系の美容室もあまりないですしね。物件探しでこの近所を歩いているときに、たまたまここを見つけたんです。1回目通った時には、ちがう美容室が営業していたのですが、2回目通ったときに閉店していたんです。これはここでやるしかないと思いましたね。隠れ家っぽい感じも気に入りましたし。実はここがだめだったらタイミングを待とうと思っていたので、ほんとにラッキーでした。

「これからの目標は?」
今後はもっとショーなどに参加してみたいです。美容関係のイベントやウェディング、クリエイティブなところを強化していきたいですね。そのようなことが普段のサロンワークのモチベーションアップにもなると思います。

「プライベートで最近なにかはまっていることはありますか?」
今スペイン語を勉強中なんです。週1回通っています。将来ヨーロッパにもお店を出してみたいので、英語以外のヨーロッパの言語を学んでみたいと思ってはじめました。

「お気に入りの化粧品をおしえてください。」
・Dr Mainz のクレンジングジェル http://www.drmainz.net/
・MAC
・薄井興産(株)のb-r-sブルーシュ(ブラシ) 100%天然毛で良質の毛なので気に入っています。
tomoko-002.jpg

「おすすめのレストランをおしえてください。」
Chanto
しそモヒートはおすすめです。それから隠れメニューのラーメンもおいしいです。
133 7th Ave S
New York, NY 10014
Phone: (212) 463-8686

Barking Dog
アメリカンな雰囲気のレストランです。
1678 3RD Ave
New York, NY 10128-2523
Phone: (212) 831-1800

がじゅまる
お店から近いのでたまに行きます。豆腐がおいしいです。
1659 1st Ave
New York, NY 10028
Phone: (212) 860-8857

「このウェブサイトを見ている女性の方たちへ何かメッセージがあればお願いします。」
NYは自分の個性が出せる街だと思います。好きなものを着て好きなことをやって、自分らしくできる街。でももちろんそれだけではなく、きびしい面もたくさんあります。“自分にきびしく”を忘れずに、自分らしさを出してやりたいことにチャレンジしていってほしいですね。

tomoko-003.jpg

090107-010.jpg

BeautyComm.インタビュー第2回は、2007年8月にご自身のブランド『4 corners of a circle』
を立ち上げられた、ファッションデザイナーの菅野奈都子さんにお話を伺いました。 natsuko-021.jpg
http://www.vvvv-o.com

「NYにはいつ来られたんですか?また来たきっかけは?」
大学を卒業した後、2002年にニューヨークに来ました。日本の大学でもファッションを専攻していたのですが、どうしても海外でファッションの勉強をしたいと思っていました。大学の休みのたびに、卒業後の留学の下見のため、ロンドンやベルギー、オランダなどヨーロッパを中心にいろいろなところへ旅行しました。いろいろ下見をした結果、ロンドンへ行こうと決めていたんです。でも、急きょニューヨークに変更してしまいました。きっかけは、卒業前に友人に誘われ、たまたまニューヨークを訪れたこと。その時に、ニューヨークの測り知れないパワーに魅了されてしまったんですね。そしてニューヨークに行くことを決意しました。今のところ、ニューヨークを選んだことは正解だったと思っています。

「では、最初は学生でニューヨークに来られたんですね?」
そうです。Fashion Institute of Technology (FIT) に編入し、ファッションデザインを専攻しました。クラスにはほとんど日本人もいなかったですし、もちろん英語にも苦労しましたよ。課題なども多く、夜遅く学校に残ることも多かったですね。

「最近ご自身のブランドを立ち上げたそうですね?」
はい、8月に4 corners of a circle を立ち上げました。今日着ているカットソーも私がデザインしたものです。ブランド名には、「一見、“円”に見える物質の中にも、存在しているかもしれない“角”」、常に自分自身の視点と感性を鍛え、自分の価値観を大切にしてほしいという思いがこめられています。

「プライベートで最近なにかはまっていることはありますか?」
先日、ガンシューティングに行って散弾銃に挑戦しました。2発目から飛ぶ標的に当たったんです。かなり気持ちよかったですね。これからはまりそうな予感。その他にも、自分でイベントを企画するのが好きなので、友人を集めてセントラルパークでドッヂボール大会などを行っています。今度はビーチフラッグス大会、運動会などもやってみたいですね。プライベートでは、デザイナーというよりイベントプランナーみたいですね(笑)

natsuko-005.jpg

「お勧めの化粧品はありますか?」
パーフェクトリキッド(メイク落とし) マスカラがすごくよく落ちます。
Dior Addict 150 (Rose ellipse) このネイルはお気に入りです。

natsuko-002.jpg

「ワインがお好きとお聞きしましたが、ワインが美味しいお気に入りのレストランはありますか?」
ロウアーイーストにある、“Mangiami” というイタリアンレストランがお気に入りです。そこには他ではあまり飲めない、レッドスパークリングワインがあるんです。これが飲みたくてこのお店には月に5、6回通っています。ブルスケッタや自家製パッパラデ-レなどもおすすめです。

“Mangiami”
9 stanton street
(Bet Bowery &Chrystie)
New York, NY 10002
212-477-7047

「このウェブサイトを見ている女性の方たちへ何かメッセージがあればお願いします」
自分自身の視点と感性で物事を見極め、自分の価値観を大切にして生きるということが美しさであると私は考えています。それはつまり、自分の定規を持つということです。これが私のブランドコンセプトにもなっていますね。自分で自らたしかめないと、物事はわかりません。諦める前に何事にも挑戦して、自分の価値観を持って欲しいです。

natsuko-010.jpg

BeautyComm.インタビュー第1回は、i-Healing代表の川村亜沙美さんにお話を伺いました。chica_jewelry_asami.jpg    http://i-healing.com

「ニューヨークに来たきっかけをおしえてください」
日本にいたときはフライトアテンダントをしていました。何年も辞めたくて仕方がなかったのに決意がつかず、1996年にやっと辞めて、そのさき宛もなく、なんとなくアメリカ行きを決めました。
はじめは3ヶ月間の語学留学のつもりで来ました。その時ニューヨークで出会った人は目的を持って生きていました。そこが私には大きく欠けていたところで、ショックを受けました。
そして一旦日本に帰り、目的を探してから(笑)1年後にニューヨークに戻ってきました。

「ニューヨークでは何を勉強されたんですか?」
ニューヨーク大学の大学院で、Interactive Telecommunicationsというコースを専攻しました。簡単に言うと、インターネットやコンピュータアートを総合的に勉強する学校です。

「i-Healingを立ち上げたきっかけは?」
卒業後、Eコマースの会社で広告やプロジェクトマネージャーの仕事をしていました。でもある日、コマーシャルがつまらなくなってしまったんです。
会社の宣伝はたとえ商品が何であれ、「良いもの、すばらしいものです」と伝えなければならない。それに嫌気がさしてしまったんですね。
私は、宣伝とは、本当に良いものを知るべく人に知らせるものであって、必要のない商品を良く見せて、無駄に買わせても意味がないと思いはじめました。広告がよければお客さんは、買っちゃいますから。
だったら自分で本当にいいものを探すしかない!と思い、自分で会社を始めようと思いました。
扱う商品は、自分の知識がいかせるものがいいと思っていました。日本でたまたま出会った「サンダースペリー」が本当にこれだ!と思うスキンケア商品だったんです。そして2004年にi-Healingを立ち上げました。

「現在新しいプロジェクトがあるそうですね?」
はい、現在和食をアメリカ人に紹介する食育のプロジェクトを進めています。肥満や様々な問題を抱えるアメリカ人の食生活を、おいしくて健康的な和食で救おうというものです。和食は日本が世界に誇れるものナンバー1だと思っています。この新しいプロジェクトのために、今年の秋から栄養学の学校へ通い始める予定です。
私は、健康=美しい=幸せ だと考えています。食は、きれいに、幸せになるための大切なコンセプトです。

「おすすめの化粧品はありますか?」
サンダースペリーはもちろんです。自分が本当に良いと思ったから皆さんにすすめているのですから(笑)その他には、“Ojon”。 アメリカンインディアンのミスキト族は、その髪の美しさから“Tawira”(彼らの言語で、美しい髪の人々)と呼ばれているそうです。彼らが使用しているのは、中央アメリカの熱帯雨林にのみ生息するOjonという木の抽出液です。これを使ったらぱさぱさした髪がしっとりキレイになりましたよ。それから“SABON”のスクラブソルト。体がツルツルになります。

「食にとても気を使っているようですが、おすすめのレストランはありますか?」
普段は家でよく料理をしますよ。外食するときは、健康とはちょっと離れます。ソーホーにある“ロブスターバー“がおすすめですね。ここのスティーマーズはとてもお気に入りです。それから、お寿司屋さんの“いちむら“もおいしいですね。

いちむら
1026 2nd Ave.
New York, NY 10022
(Bet 54th & 55th)
212-355-3557

「このウェブサイトを見ている女性の方たちへ何かメッセージがあればお願いします」
私は人にはひとりひとり自分が生まれてきた意味や使命、やるべきことが決まっていると思っています。いくつになっても自分がやるべきことに気がつけばいいと思うんです。人生に遅すぎるということははないと思います。そして、自分のやるべきことをやっていれば、必ずサクセスすると信じています。自分に嘘をつかずに正直に生きていってほしいですね。

asami-015.jpg

Next Page »